作業員の高齢化及び女性の活躍もあり、何度も足場を変えて作業を行う過酷な現場では、従来の溶接用銅ケーブルは重くて扱いづらいと声が挙がっていました。
銅ケーブルと高強度アルミ導体溶接ケーブルとは一体何が違うのか、特長を挙げながらご紹介していきます。
従来の銅ケーブルよりも50%以上の軽量化に成功したことで、作業者は約半分の力で作業することが可能になりました。
これにより、高齢化している作業員への負担軽減や女性が一人でも作業できるような作業環境の改善、全体的な作業効率の向上が期待できます。
銅導体の導電率はいいが、質量が重くなることがネックだった。
高強度のアルミを導体に使用したことにより、質量が従来の半分以下に!
住友電工が開発した独自の高強度アルミを導体に使用することにより、抗張力を向上させています。
また導体を覆う被覆材(シース)に特殊樹脂を使用することで、従来のゴム製よりも耐熱・強度向上が挙げられます。「耐引きずり」試験結果でも被覆が長持ちするという結果が出ています。
メリットの多いアルミケーブルですが、造船メーカーには数多くトライアルを実践していただき本製品の導入を決定されています。
溶接ニュースにも掲載されたことにより、今後さらにアルミケーブル市場の拡大が期待されています。
2017年5月23日の溶接新聞にも掲載され、アルミケーブルへの注目度が伺えます。
軽量化によって移動するのに楽になっただけでなく、高所作業場からケーブルを垂らして溶接作業を終えた後の巻き上げが楽になりました。
お問い合わせをいただければ、全国の担当者がお伺いいたします。
本製品のトライアルから導入まで、光昭がサポートいたします。
現在、海外では自動車メーカーを中心にアルミケーブルが注目されており需要拡大が予想されています。
日本でも電線の軽量化が求められはじめ、銅価格よりアルミ価格の方が安定してる事も重なり、アルミケーブルが次世代のケーブルとして躍進してゆく可能性があります。
許容電流算出条件…周囲温度:30℃、最高許容温度90℃
間歇負荷通電時間...50%間歇:5分 on 5分 off、80%間歇:8分 on 2分 off
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